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第1回 甲山(かぶとやま)森林公園|兵庫県西宮市 アウトドア フィールドレポート

甲山(かぶとやま)森林公園

甲山森林公園
この日は晴れ時々曇りの天気。ピーカン!の名前通りにはいきませんでしたが、それでも5月の空。少し風があり、気温はちょうどいい感じのさわやかなトレッキング日和でした。

こんにちは。今回からスタートの「ピーカン!スタッフ・フィールドレポート」
ピーカン!スタッフが実際に足を運んだトレッキングコース、キャンプ場について、ピーカン!スタッフの独断と偏見を交えながらレポートしていきたいと思います。

さて、第1回は私・ヨッシーが西宮市・甲山森林公園に行ってきました。

実は甲山は私の住んでいる町のすぐ近くです。甲山は標高309.4m。

独特の形をしていてよく「お椀を伏せた形…」と表現される西宮市のシンボル的存在です。ミネラルウォーター・「六甲のおいしい水」で有名な六甲山地の東端部にあたります。

甲山へは阪急甲陽線・甲陽駅からも行けますが、今回は阪急今津線・仁川(にがわ)駅からのコースです。

甲山森林公園
住宅街の中を流れる仁川。ここらでも十分いい感じですね。

駅からまず仁川沿いに一路甲山へ!さらさら流れる仁川の流れの中を注意深くのぞきこむと、5cm位の小魚達が見えます。

背中の独特の模様から、カワムツの幼魚であることが見てとれます。

カワムツは西日本の上・中流に最もよく見られる淡水魚です。仁川はこの1ヶ月くらいは雨の日が多かったためこの日は水量豊かだったのですが、雨の少ない時期はほとんど干上がりかけるほどに水量が減ってしまいます。

そんな魚類にとっては苛酷な環境の為、「仁川には魚は生息してないのでは…」と勝手に思い込んでいたのですが、どっこい、カワムツのBoys&Girls達は元気に泳いでました。

(余談ですが、わたしのブログの名「カワムツ!ブログ」はこの魚からとりました。こちらもヨロシク!)

仁川沿いの道から離れ、住宅街の中の急な坂道を登りきると、傾斜はやや緩やかになります。

住宅街を抜けた頃から、風景は緑に変わります。ここらあたりまで来ると、開けた場所からは眼下に宝塚市街を望むことができます。

甲山森林公園

眺めは最高! 気持ちいい風が吹いてました…

しかし!ここでアクシデント発生!デジカメのバッテリーが切れてしまいました。

甲山森林公園 したがってこれ以降の画像はすべて写メールでの撮影です。
みなさんスミマセン…

甲山公園に向かう車道は両側を森に囲まれていい感じです。

ドライブにもよさそうなのですが、関係者を除いてバイクは終日、車は日曜・休日は進入禁止だそうです。でも歩いて登る分にはそのほうが静かでいいな…

この左側より森に入れます。右側は「仁川植物自然園」があったそうですが、昨年閉鎖されたそうです。残念!
甲山森林公園 火気厳禁です。タバコや焚き火・バーベキューは絶対にやめましょうね。

道路左側に仁川市民緑地の散策路入り口を発見。注意書きを読んでから早速森の中へ!

静かな森の中は鳥のさえずりも聞こえてきます。

散策路は全体的には歩きやすいのですが、地質が砂岩の為か、急斜面ではズルズル滑ってしまいます。

そうこうしてるうち、眺めのいい場所に着きました。六甲の山並みが見えます。ここまでで仁川駅から徒歩で約40分ぐらいが経ってます。

けっこうゆっくりペースですが駅からこの程度の時間でこんなすばらしい景色の中に身を置けるというのは驚きです。

甲山森林公園 見晴らしのいい場所
こんなものもありました。「イノシシわな」…どんなんでしょうか?一度見てみたい。 見晴らしのいい場所です。 気分爽快!

甲山森林公園 甲山森林公園
散策路はだいたいこんな感じ… 仁川の流れと黄色い花(名前わかりませんでした…)

見晴らしのいい場所を抜けるとやや開けた草地に出ました。ここで再び仁川の流れに出会えました。

流れを覗き込むとやはり5cmくらいのカワムツが泳いでます。親子連れが虫取り網を片手に夢中でカワムツを追ってましたが、自然の中を生き抜くカワムツのこと、素早い動きに大苦戦の様子でした。

仁川ピクニックセンター内には「なかよし池」という池がありました。ここにはヤゴが生息してます。非常に浅い池でところどころアオミドロが見えました。池というより湿地といった感じです(なんとここでもカワムツ発見!)。

私が子供の頃には(九州の話ですが…)こんな感じの湿地が身近にあり、特に珍しくもないものでした。

おたまじゃくしやヤゴ、ザリガニを捕まえたりして日がな一日遊んでたんですが、やはり宅地造成などのためその後どんどん埋め立てられてしまいましたね。

このなかよし池は我々の眼を楽しませてくれるだけでなく、珍しいトンボの保護にも役立っているそうです。

なかよし池

なかよし池


ここでピクニックセンターを後にして、五ヶ池に向かいました。五ヶ池にはどんな生き物がいるのか気になっていたからです。

私は山中にある池、湖、川に非常に興味があります。それは私が釣人であるためもあるのでしょうが、山中にある静かな水辺に何かしらの生命の営みを見つけるとなぜかとても嬉しく思います。

別に珍しい魚がいなくてもいいし、別に大物など釣れなくてもいいんです… 。

五ヶ池
緑に囲まれた五ヶ池ですが…

五ヶ池は緑に囲まれていい感じなのですが、「危険!立入り禁止!」の看板がやたら多く、金網だらけだったのが残念でした。私にはそんなに危険な場所には思えないのですが…

水辺である以上、確かに小さな子供には危険な部分があると思うのですが、何か予測が難しいその場所特有の危険要因(例えば、特殊な地質で崖崩れ多発地帯とか、鉱山跡地で古く深い穴が点在しているとか、自衛隊演習場であるとか…)がないのであれば、子供のみの立入りを禁止にすれば済む事のように思います。

詳しい事がわからないのではっきりしたことは言えませんが、水難事故があった場合に自治体が管理責任を問われることを避ける為だと思います。実際のところはどうなのでしょうか?

こういう自治体の過剰な安全指向については、カヌーイストとして有名な野田知佑氏がその著書などで糾弾なさってます。

五ヶ池の湖面で羽根を休める水鳥達をしばらく眺めた後、甲山を後にしました。

ピクニックセンター 仁川 このルールは守りましょう
ピクニックセンター近辺で発見したお店「グーテンターク」。仁川河畔に有りました。ここでコーヒーでも飲みながら仁川の流れを見つめるのもいいかも… 仁川の流れ。甲山橋より このルールは守りましょう。

甲山(かぶとやま)森林公園 まとめ

甲山は駅からの距離も適当で、子供も遊べる小さな流れ(仁川)もあり、近郊の場所としてはかなり良い場所です。特に家族連れピクニックには最適だと思いました。
甲山と甲山森林公園は結構広くて、今回は甲山頂上と森林公園の奥側には行きませんでしたが、また機会があれば訪ねてみたいと思います。
散策路ではゴミをほとんど見かけませんでしたが、火気厳禁のはずなのに、ピクニックセンター内の草地内で焚き火の跡を数ヶ所見つけました。そのうちのひとつはたくさんのタバコの吸殻もいっしょに捨ててありました。自分自身はゴミを出さないので、ゴミ袋になりそうなものを持ってなく、結局そのままにしてしまいました。次回からはゴミ袋も持って行きます(反省です…)。

焚き火跡
この他、周辺に数ヶ所の焚き火跡…

今回のレポートは…

スタート場所:阪急仁川駅
目的地:甲山森林公園
駅から目的地まで所要時間:約50分
使ったお金:今回はなんと0円!
反省点:特に用がなくともゴミ袋は持参しよう。あとデジカメのバッテリーには気をつけよう!
読者へのひとこと:火気厳禁なので、お弁当を持参しよう。仁川駅から徒歩で行くのがベストだと思います。「シャカリキに歩き回る行動派」というより「木陰でノンビリお昼寝派」って方にオススメです。

総合満足度:★★★★ (満点は星5つ★★★★★)

参考ページ

甲山森林公園公式ページ
http://www.hyogo-park.or.jp/kabutoyama/

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