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| 私が勝手に名づけた「風力発電の丘」 |
・目暗ヶ原?盲目ヶ原?…
先日、5万分の1の長崎県北部の地図を何気なしにながめていたら、なんだか気になる場所を発見。
私の実家のある佐世保市のお隣・佐々町と鹿町町境界付近の山中に、「目暗ヶ原」という地名を見つけたのです。
航空写真や地図の等高線の具合から見ると「~原」というだけあってちょっとした草原っぽい感じ。
子供の頃から地図をながめるのが好きで、しょっちゅう実家周辺の地図をながめていた私ですが、こんな場所が近くにあったとは知りませんでした。
この「目暗ヶ原」、地図によっては「盲原」、「盲目原」(めくらばる)とも記載されているようです。
なんだかいわくありげな地名ですね。「盲目の琵琶法師にまつわる伝説…」とか。
おまけに、この目暗ヶ原ですがヤフー地図の航空写真で見ると草原?らしき場所に妙な建築物が点々と建っているのが見えます。これってなに???
私の頭の中は色んな想像でふくらみます。
ついでに、
「目暗ヶ原」、「盲目原」をグーグルで検索してわかったことは・・・
いざ!目暗ヶ原へ!
結局、このいわく有りげな地名に惹かれて実際に行ってみることに。
目暗ヶ原は私の実家からは車で30分ほどの山中。標高は360m前後。
このあたりかと思われる地点から林道に入り込んでいくと、巨大な風力発電施設に遭遇。
ここはすごく眺めも良く、爽やかな草原の丘です。
誰も居ない静かな草原を吹き抜ける初秋の風が、銀色のススキの波を揺らしています。
遠くには松浦・伊万里の山並みが広がり、平戸島や海も見えます。
穏やかな秋の一日です。
いやはや、わりと近くにこんな素晴らしい場所があったとは驚きです。
ちゃんと無料の駐車場まであって助かります。
しかしここが目的の目暗ヶ原???
この「風力発電の丘」(仮称)は、地図とコンパスを使って確認すると目暗ヶ原の一部ではあるようだが核心部ではない模様。
探索再開!
結局来た道を戻り、別の林道入り口を探すとそれらしき場所を発見。
道端の広いスペースに車を停め徒歩にて探索を再開。
長崎では近年、イノシシの生息数が急激に増えていると聞いていたのですが、林道を歩いているとそこかしこにイノシシが土を掘り返した痕跡がありました。
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| かなりアバウトな地図(笑) |
イノシシの痕跡が… |
樹林帯の中の薄暗い林道を20分ほど歩くと急に視界が開けました。
一見すると牧場のような草原で、ここもまたなんだか爽やかな景色。
きれいな池と遠くには平戸島や海峡なども見えます。
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| 上の画像内の風車はさきほどの「風力発電の丘」のもの。 |
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| 画像の池は養魚池で釣り禁止です |
目暗ヶ原山頂?方向 |
地図を確認するとこの草原付近も目暗ヶ原の一部のよう。
地図で見るとこの草原の先の山頂?のようなところから先に、また広い草原が広がっているような感じ…
さらに核心部を目指して進みます。
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| アサギマダラに遭遇…ふわりふわりとかろやかに飛ぶ美しいチョウです。 |
探索の結末は…
爽やかな草原を過ぎると林道は再び樹林帯へ、草原より歩くことさらに20分。
とうとう目暗ヶ原山頂部と思われる地点に接近。
はたして、広大な草原が眼下に広がっているのか??雄大なススキ原の向こうに長崎北部の美しい山並みなんかが広がっていたりするのか??
期待はふくらみます…
しかし…
山頂と思われる地点にはただNTTドコモの中継局?と鉄塔がドカーン!とあるのみ…
周囲は樹林帯で眺望ゼロ…
実は途中で気づいたのですが、目暗ヶ原周辺の航空写真に写る不自然な謎の建築物は、このあたり一帯に点在する風力発電の風車でした。
この山頂の向こう側には、まるでモンゴルの草原みたいな風景がデーン!と広がっているかと勝手に想像し期待していたのですが残念…
結局、「目暗ヶ原」というのは「広大なひとつの草原」というわけではなく、「佐々町と鹿町町の境界付近に広がる緩やかな山の頂や小さな草原」というのが実情のようです。
しかし今回の探索は、途中の風景が最高に爽やかでとても楽しめました。
最初の「風力発電の丘」は、お天気のいい日にお弁当を持ってハイキングなんかに出かけると良さそうです。
地図
長崎県北松浦郡鹿町町中野免目暗ヶ原
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